こんにちは!Kumikoです。
幼児に与える知育用品として、一番手軽ではないかと思われる折り紙!
我が家でも大活躍です。
長男の小学校での懇談会で、指先の力がない子供が増えていると先生がお話されていました。蝶々結びを高学年でも出来ないという子供がいるらしいです。
指先の力、器用さを身につけるために、折り紙とか、ボタンが付いている服を着せるなどしてくださいと聞いて、折り紙って、知育にいいのね!と改めて感じました。
今回は、折り紙の効果についてです!
目次
折り紙の知育アップにつながる効果とは?
1.巧緻性(手先の器用さ)が身につく
折り紙を使用することで、手先が器用になると、
・色々な物を作れるようになる
・鉛筆やハサミなど、道具の扱いが上手になる
・文字をきれいに書けるようになる
などのメリットがあります。
指先は「第二の脳」ともいわれるほど。脳以外では、最も末梢神経が集まっているところです。
指先を動かすことで、脳が刺激され、脳の活性化につながります。
2.集中力や根気が身につく
目標を達成するための「やり遂げる力」は大人になっても必要な力です。
一つずつ工程をクリアしていき、時にはつまずきながら作品を完成させる、という行為は、「集中力」だけではなく、「あきらめない力(根気)」が求められる遊びです。
3.図形センスや空間認識能力が身につく
「正方形を縦に半分に折ると、長方形になる」
「正方形を斜めに折ると、三角形になる」
といったことを、無意識に理解できるようになります。
さらに、2次元から3次元の作品を作り上げることで、距離感、奥行きなどを認識する力がつき、物事を立体的に捉えられるようになります。
この空間認識能力は、小学校で学習する算数の図形問題の基礎となるだけではなく、スポーツや地図の読み解きなど、生活の様々な場面で必要とされる力です。
4.想像力や創造力が身につく
折り紙は、折った後の形や完成図を想像しながら折る作業の連続で、想像力を高めます。
そして、自分でアレンジして好みのものにしていくことで、「工夫する力(創造力)が培われていきます。
たった1枚の正方形が、動物や植物、身の回りのものに変身する感動は、子供の感性をより豊かにします。
5.「色彩感覚」や「思考力」「読解力」なども身につく
様々な色に触れて、作るものと色の関係や、色の組み合わせを考えることは、色彩感覚を養う上で良い刺激を与えてくれます。
また、折り図を読み解いて、作り方をじっくり見ながら作品を仕上げていけば、活発に前頭葉を働かせるきっかけを、より多く与えてくれます。「思考力」「読解力」のアップにつながります。
折り紙、いつ頃から、どうやって始める?
折り紙といえば、幼稚園児や保育園児の遊びというイメージですが、園児に限らず、1〜2歳児でも、十分に遊べます。
1〜2歳児の遊び
1歳の遊びとしては、紙を丸めたり、紙を破るなどの動作でOKです。丸めたり、破ったりするときの音や感触、出来上がった形が楽しめるといいです。
大きな紙で作った場合と、小さな紙で作った場合の違い、カラフルな紙で作ったときの色の出方など、紙遊びには、大人には気が付かないような子供の楽しみ方があるようです。
2歳児になると、1歳よりも少し指先を使えるようになるため、1回折りできる折り紙も楽しめるようになるでしょう。
3歳からの遊び方
3歳くらいから、2〜3回折りで出来る簡単な折り紙もできるようになります。
教える時は、子供の横に座って、子供でもスムーズに動きが理解できるようにしましょう。向かい合わせでは、左右の動きが反対になるため、動きが伝わりにくくなります。
我が家の場合は、男の子だったので、初めは紙飛行機の作り方の本を与えて作りたいものを選んでもらい、親子で作っていました。そのうち、自分で工夫して作り出しました。他にも、色々な種類の折り紙の本が100円ショップにあったので、一緒に置いておくと、子供たちが自分たちで好きな物を折るようになってきました。
まとめ
折り紙は、昔からある遊びです。日本では、折り紙は600年以上の歴史があるそうです。ドイツの教育者である幼児教育の祖(「幼稚園」という言葉を作った)フレーベルは、折り紙の教育効果に着目して教育の世界に取り入れようとしたそうです。
持ち運びもしやすく、雨の日でも遊べるため、我が家でも重宝しています。親子のコミュニケーションもとれます。
楽しみながら、知育にも効果アップがあり、最近では、認知症にも効果があるという研究結果が出ているそうです。まさに、子供から大人まで楽しめる最高のツールです!
ぜひ、大人も子供も、折り紙で楽しい時間を過ごしましょう!