こんにちは、Kumikoです。
子供が3〜5歳くらいになり、幼稚園、保育園に通い出して社会性が身についてくると、次のステージとして、習い事について考えます。
我が家でも、まずは、ピアノ。私自身がピアノを6歳頃から17歳まで習っていたこともあり、第一選択にピアノを取り入れました。
では、なぜピアノを選んだのか理由と、効果やメリットについて説明して行こうと思います。
習い事にピアノがオススメな理由
脳科学者である澤口俊之先生は、「習い事をさせるならピアノだけでよい!」と言い切られました。
ピアノは脳機能をまんべんなく育て、”地頭”をよくする
・両手を並列、かつ複雑に使う
・楽譜を記憶しながら演奏
・次に弾く楽譜を先読みする
これらの行為をするピアノは、特に両手を複雑に高度に全く異なる使い方をする点で、自然と脳機能を高めているそうです。
それだけにとどまらない効果として、HQ(人間性知能)を向上するという結果をダントツで出しているのが、ピアノのレッスンだそうです。
HQ(人間性知能)=人間らしい人生を送るための脳力
未来志向的行動力(夢や目的に向かって適切に行動する能力)
社会関係力(理性、思いやり、協調性を身につけてうまく生きる能力)
夢の実現や社会的成功、良好な恋愛や結婚生活、さらには運動能力や器用さ、言語能力、IQの向上までにもつながる
ピアノは脳の構造まで変える!?
HQの向上だけにとどまらず、ピアノは脳の構造まで、劇的に変えてしまうという効果も証明されているそうです。
・脳の監督役でもある前頭前野が構造的に発達⇨HQの発達に
・脳梁が太くなる⇨左右の脳のバランスが良くなる
・小脳が大きくなる⇨運動機能、知的機能、感情的機能のアップ
・海馬が発達⇨記憶力がアップ⇨学力向上
ピアノを習うことで、脳機能をまんべんなく育て、”地頭”をよくすることができ、スポーツや学力までに効果を及ぼす
ピアノを習う効果、本当にすごいですね!
では、いつ頃から始めたらいいのでしょう?
ピアノを習い始めるのはいつ頃がいい?
・3歳では、音楽を楽しむことが中心
ピアノのレッスンの基本である、「楽譜を読んで弾く」には、3歳は少し未熟な発達状況です。
指先を上手に操る力が足りません。
しかし、3歳は好奇心が旺盛で高度な感情が急速に発達する時期であるため、音楽にたくさん触れることで、音楽への興味や親しみを自然に持つことができるようになります。
最近では「リトミック」と呼ばれる音楽(楽器)と体を使って遊ぶプログラムを行なっているピアノ教室が増えています。
その後、ピアノレッスンにもスムーズに移行できるような工夫がされています。
・本格的なレッスンは4歳から
4歳からは、ピアノを使って鍵盤を弾く練習を本格的に始めることができます。
音楽家600人以上を対象にした調査では、4歳以前に音楽のレッスンを始めた人の40%が絶対音感を持っていた一方、9歳以降に始めた人で絶対音感を持ったいたのは9%だったそうです。
また、絶対音感保有者が音楽のレッスンを始めた年齢で最も多かったのは、5歳だという調査があるそうです。
これらの調査結果を考慮すると、絶対音感を身につけるためには、遅くても5歳までにピアノを始めるのが良さそうです。
ただ、子供には成長の個人差があります。始めは、音楽に親しむことからですが、じっと座っていることが苦手であったり、先生の指示に従うことが難しいと、レッスンを受けるのはその子にとっては苦痛にしかなりません。
その子の成長度合いをよく見極めて、レッスンを受けることができるかどうか判断した方が良さそうですね。
レッスンは個人レッスン?グループレッスン?
・個人レッスンがオススメ
長男のピアノの先生を探すにあたって、いろいろとリサーチしました。
お月謝を調べてみると、グループレッスンで払う金額と、個人レッスンで払う金額は、あまり差がありませんでした。だとしたら、グループでは、先生は数人を相手にするわけですから、細かい指導を個人にかける時間が限られますが、個人レッスンだと、丸々みっちり指導していただけます。
個人レッスンの方がお得ですよね!
ただし、相性があります。子供と先生の相性もですが、親と先生の信頼関係が築けそうか、というのは、とても大切です。先生の指導に少しでも否定的なことを思ってしまっては、続けていくのは難しいです。
ピアノを続けられるかどうか判断に迷う時は、グループレッスンで様子を見るという方法もありますね。
まとめ
ピアノは脳機能をまんべんなく育て、”地頭”をよくする!
ピアノを始めるならば、4〜6歳のうちに!
できれば個人レッスンで!
ピアノという習い事は、本当に子供にオススメです。私が初めて通ったピアノ教室は、グループレッスンでしたが、その頃一緒に通っていた子供たちを思い出してみたら、皆、立派に成長しています。私も、親に習わせていただいて本当によかったなと思っています。(私の成長は置いといて)
そして、今度は、自分の子供にと通わせているのですが、正直、子供ですし、しかも男の子なので練習を嫌がる時もあります。集中力が続かないときもあります。
時には、厳しく、時にはご褒美で釣りながら、あの手この手で続けていますが、子供自身が、やっぱり上手になりたいという気持ちがあれば、続いていけるようです。あとは、先生を信じていけるかというのも大きいような気がします。
ピアノを通して、素敵な出会いのある、素敵な人生を送れますように!