こんにちは!Kumikoです。
最近は、新聞を取っていないというご家庭も多いようですが・・・。
我が家は、毎日新聞を取っています。
新聞には、「新聞小説」という欄がありまして、私は、育児の合間に、例えば、子供たちが昼寝をしているちょっとした時間などに、5分くらいでパッと読めるこの小説欄が大好きです。
新聞小説とは
新聞小説とは、新聞紙上に、通常挿絵入りで連載される小説のことで、明治初期に始まりました。
1回1200字から1600字ぐらい,連載期間は100回から300回ぐらいです。
なぜ新聞小説はオススメなのか?
手軽にサッと読める
私が新聞小説を読み始めたのは、長男を産んだ後、授乳をしてスヤスヤ眠る赤ちゃんを横目に、さて、新聞でも読んでみるか、というのがきっかけでした。
5分くらいで、サッと読めて、今いる現実から、少し逃避できる!
もともと本を読むのは好きな方だったので、赤ちゃんのお世話で、本を買って読むどころではなかった時期に、ちょっとした娯楽ではないか?と感じました。
それに、新聞小説はうまくできていて、明日はどうなるの?というところでうまくまとめてあるんですよね。
本だったら、どんどん読み進んでしまって、「今日はここまで」というキリをつけるのが自分では難しいのですが、新聞ですと、強制的におわるので、「また明日!さ、現実戻って、日々の生活ガンバロ」となるところもいいです。

実写化、映画化される小説が多い
私が子育て中に読み始めて、映画化、またはドラマ化された小説がこちら。
「だから荒野」桐野夏生 (テレビドラマ化、NHK BSプレミアムドラマ)
主演:鈴木京香
「マチネの終わりに」平野啓一郎 (映画化2019年11月公開)
主演:福山雅治、石田ゆり子
現在4人のちびっ子達がいるため、どちらも観ることは叶いませんが、巷で話題になった時に、「あ、これ、原作読んだし、内容知ってる」と、ちょっとした優越感を持てました。
他にも、新聞小説から実写化された作品を探してみました。
「下流の宴」林真理子 (テレビドラマ化 NHK)
主演:黒木瞳
「女信長」佐藤賢一 (テレビドラマ化 フジテレビ)
主演:天海祐希
「安宅家の人々」吉屋信子 (テレビドラマ化 フジテレビ)
主演:遠藤久美子
「鞍馬天狗」大佛次郎 (映画化、ドラマ化)
過去に何度も映画化、ドラマ化されています。
「四十八人目の忠臣」諸田玲子(テレビドラマ化 NHK)
主演:野村萬斎
他にも過去に何度も映画化、ドラマ化されています。
「真珠夫人」(菊池寛)(映画化、ドラマ化)
主演:横山めぐみ
他にも過去に何度も映画化、ドラマ化されています。
「翔ぶが如く」(司馬遼太郎)(NHK大河ドラマ)
主演:西田敏行
「ひとひらの雪」(渡辺淳一)(テレビドラマ化 テレビ朝日)
主演:山本陽子
「横道世之助」(吉田修一)(映画化)
主演:高良健吾
新聞小説の歴史が長いため、今回は毎日新聞だけに絞って探しましたが、その他の新聞小説も含めて探すと、まだまだ沢山あリます。

まとめ
子育て中は、どうしても子供向けの絵本や、子供中心の生活になりがちです。そんな中、本の数分でも、自分の為に読む物があるだけで、気分が紛れることがあります。
最近では、又吉直樹さんの「人間」を新聞小説で読みました。
新聞小説、読んだことがない方、試してみてくださいね。
私は江國香織さんが大好きなので、江國さんの小説が新聞小説になったら、小躍りしながら読むかもです。