育児

2歳で吃音症になった長男の治療法。約1週間で治った我が家の方法は?

こんにちは!Kumikoです。

我が家の長男がちょうど2歳を迎えたくらいの頃に、吃音症になりました。

私は、次男を妊娠中で、だいぶお腹が大きくなってきた頃です。

それは、突然やってきました。

長男くん
長男くん
お、お、お、お、おかあさん
Kumiko
Kumiko
え!?どうしたの??

本当に、本当に、びっくりしました。ただの言い間違いなのかな?と思い、しばらく様子をみていました。

しかし、言い間違いなどではなく、その後、言葉を発するたびに、最初の言葉を数回繰り返してから言うようになってしまったのです。

このまま大きくなってしまったら、どうしよう!

幼稚園や小学校で、からかわれ、いじめに発展することだってあり得る話です。そんな事になったら、可哀想です。どうにかならないものか。

焦った私が、どのようにして子供の吃音を元に戻すことが出来たのか、ご紹介します。

吃音症とは?

まずは、この子に起こっている状態が何なのか。

『どもり』という状態なのかな?調べてみると、『吃音』という状態であることがわかりました。

吃音とは、発音や言葉の明瞭さ、聞き取りに困難がある状態のこと

日本吃音臨床研究会のHPによると、吃音は、長年の調査、研究にも関わらず、その原因や本態において分からないことが多く、依然として謎に包まれている、とのこと。

吃音の種類

吃音には、3つの種類があります。

1、連発(語音、音節の繰り返し)

「お、お、お、お、お母さん」のように音を繰り返す症状で、吃り始めた初期にみられるものです。

長男に起こっているのは、まさにこれ!でした。本当にキレイに4〜5回ほど、最初の言葉を繰り返すのです。

2、伸発(引き伸ばし)

「おーーかあさん」のように音を引き伸ばす言い方で、これも初期にみられます。成人になるにしたがって緊張が加わります。

3、難発(ブロック)

「・・・・・お母さん」のようにつまって音が出てこない状態です。ブロックと言われる成人吃音の多くにこの難発がみられます。

最初の一音が出れば、後は割と話せるので、周りの人は吃音だと分からないことが多いです。

吃音の原因は?

具体的な原因は解明されていませんが、考えられる原因として、以下の3つが挙げられます。

・発達的要因(身体を含め認知や言語などが急速に発達する時期の影響)
・体質的要因(吃音になりやすい特徴)
・環境要因(生活の中で受ける影響や周囲との関係からの影響)

具体的な原因が分からないので、どう対処したらいいのかわかりませんよね。

ただ、小さい2歳の長男にとっては、言葉をどんどん周りから吸収している時期であり、きっと環境(家庭)から影響を受けているのかな?という気はしました。

我が家の長男がどのようにして治ったのか。

そこで、私は、これは私1人では解決出来ない!と思い、子育ての師匠として、いつも困ったときは相談をしている方に、聞いてみました。

Kumiko
Kumiko
長男が、どもるんです!どうしたらいいですか?
師匠
師匠
それはね、あなたの周りの人に言いたい事を言わせていないからよ!

周りの人!私の場合、『主人』です。言われた時は、あまりピンとこなかったのですが、家に帰って、改めて考えてみると、思い当たることが出てきました。

主人は、帰宅してからの夕食時に、その日の職場であった出来事を、よく話してくれていたのですが、無言で食事をすることが多くなり、どうしたのかな?疲れているのかな?くらいに思っていました。

そこで、主人に、「どうして最近、夕食の時に、黙って食事するの?」と聞いてみました。

すると、「今、妊娠中でしょ、だんだんお腹が大きくなってきて、あまり余計な心配をかけたくないから」と返ってきたのです。

Kumiko
Kumiko
いやいや、どんどんおしゃべりしてぇ〜!

そして、主人に、”私が主人に言いたいとを言わせていないから、長男に吃音が出てきているらしい”と師匠から助言されたことを言いました。優しい主人は、自分のせい?と言いましたが、いえいえ、言わせていないのは、私が、言わせない雰囲気を出していたからですよね。

私は無意識でしたが、きっと疲れているような表情を出していたに違いありません。

ということで、その日から、またいつものように、食事中には、その日にあったことをどんどん話してもらうことにしました。

そして、1週間くらいたった頃。

長男くん
長男くん
おかあさん!
Kumiko
Kumiko
もとに、もどったぁ〜!!!

本当に、嬉しかったです!!

その後、一度も吃音は出てきていません。

まとめ

子供に吃音が出てきたら、将来のことを思うと、本当に心配です。

今回、私がこの経験をして感じたことは、子供は、親が思う以上に、周りの空気や雰囲気を察しているんだなぁという事です。

主人が、私に気を遣って、思うように言いたいとを言えないでいた空気を、敏感に感じ取っていたのでしょう。

今回の私が経験した方法は、科学的根拠があるわけでは無いですが、治療法が確立されていない吃音症なので、何もしないより、やってみる価値はありますよね。

何より、子供を変えるのではなく、自分が関わっている環境を見直し、相手に対する態度、冷たい空気を出していないか、自分自身に相手を思いやる気持ちが足りているか、あたたかい雰囲気を作れているか、自分を見直してみたらいいのですから。

もし、お子さんに、吃音が出ている方がいらしたら、この私の経験を、ご自身に置き換えて、今一度、家庭の状態をふりかえってみてください。

子供さんに吃音が出てきても、それは、悲しむべきことではなく、ご家庭がより良い状態になるために、導いてくれるきっかけになるのですから、悲観しないで、周りの人に対する自分の態度、気持ちを見直すいい機会にしてください。

そして、吃音で悩む保護者の方や、子供さんの心が軽くなり、あたたかいご家庭になっていただけたらと思います。

 

 

 

 

ABOUT ME
Kumiko
はじめまして!Kumikoこと益永 久美子です。 NE運命解析士。 週に4日ほど歯科医師として勤務医もしています。 35歳まで、仕事と趣味に生きていましたが、35歳で結婚。 36歳で長男、38歳で次男、40歳で長女、41歳で次女を出産し、 現在、小学生の男の子2人、幼稚園児の女の子2人の4人の子育て中です。 そんな中、NE運命解析学に出会い、これからの時代の変化、自分自身について学ぶことで、自分がいかに、闇の人生を生きていたのか知りました。自分の人生はおろか、子ども達の人生も潰してしまうところでした。 これからの時代を、自分らしく、楽に楽しんで喜んで喜ばれる、心豊かな人生を送っていけるように、皆様のお手伝いをしたいと思っています。